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英語の男性の名前の意味や由来をタイプ別に解説

笑顔の若い男性

英語の名前は、聖書に登場する人物や聖人の名前、ケルト系の名前、ゲルマン系の名前、アングロ・サクソンの古語英語の名前などに分類されます。

この記事では、英語の男性の名前(ファーストネーム)の由来や意味をタイプ別に紹介しています。

また、英語の名前の国(言語)による発音の変化もあわせて紹介しています。

聖書、聖人に由来する男性の名前

ここでは、聖書に登場する人物や聖人、天使などに由来する男性の名前を紹介します。

旧約聖書に由来する名前

新約聖書の十二使徒に由来する名前

 

キリスト教の布教に重要な役割を果たした使徒のなかで、イエス・キリストの12人の高弟を十二使徒といいます。

キリスト教の聖人に由来する名前

十二使徒のほかにも多くの聖人が崇拝されています。

ケルト語に由来する男性の名前

ここでは、ケルト語に由来する英語の男性の名前を紹介します。

イギリスの中でも、アイルランドやスコットランド、ウェールズに多い名前です。

アイルランドに由来する名前

スコットランドに由来する名前

ウェールズに由来する名前

ゲルマン語に由来する男性の名前

ここでは、ゲルマン語に由来する英語の男性の名前を紹介します。

イギリスの中でもイングランドに多い名前です。

イングランドに由来する名前

その他の男性の名前

ここでは、その他の英語の男性の名前を紹介します。

A~D

E~G

H~W

英語名の発音の変化を言語別に比較

英語の名前も、言語や国によって発音が異なります。

ここでは、男性の名前の言語ごとの発音の違いを紹介しています。

ドイツ語=(ド)、フランス語=(フ)、イタリア語=(イ)、スペイン語=(ス)、ロシア語=(ロ)と表示します。

A~G

H~M

O~W

まとめ

イギリスやアメリカなど英語圏の名前は、聖書に登場する人物や聖人の名前、ケルト系の名前、ゲルマン系の名前、古語英語系の名前で構成されています。

イングランドは、11世紀にノルマン人(北ゲルマン人)によって征服されました。

そのため、アングロ・サクソン人の古語英語系の名前は、エドワード、エドモンドなど一部を残して消えてしまい、ウィリアムやヘンリー、ロバートなどノルマン系の名前が普及しました。

その後、キリスト教会が洗礼名をつけることを奨励したため、ヘブライ語、ラテン語の流れをくむ聖書に登場する人物や聖人の名前が登場しました。

そして、聖人となったアングロ・サクソン人の名前も復活することになりました。

一方で、アイルランド、スコットランド、ウェールズでは、ノルマン人の征服をまぬがれたため、ケヴィン、ブライアンなどケルト系の名前が残りました。

このように英語圏の名前の成り立ちは、ゲルマン民族の大移動やキリスト教などの影響を強く受けています。

名前の由来や意味を知ることで出身地や民族などを推察することもできるため、英語圏の映画俳優や政治家などの名前もより身近に感じられるのではないでしょうか。

参考文献:文春新書「人名の世界地図」、「民族の世界地図」ほか

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