英語の女性の名前は、聖書や神話、古代の言語などに由来するもののほか、男性名が女性形に変化したものなどに分類されます。
この記事では、英語の女性の名前(ファーストネーム)の意味や由来をタイプ別にご紹介しています。
また、英語の女性の名前の国(言語)による発音の変化もあわせて紹介しています。
聖書や神話に由来する女性の名前
16世紀中頃に、カトリック教徒が洗礼を受けるときには、聖人の名前を使うべきであると定められました。
それ以来、カトリック教徒では、聖人の名前が広く用いられるようになりました。
ただ、プロテスタント教会の大半は、マリア信仰と聖人崇拝を認めていないので、プロテスタント教徒では、マリアの名前と聖人の名前はほとんど用いられていません。
ここでは、聖書に登場する人物や聖人、神話に由来する英語の女性の名前をご紹介します。
聖書、聖人に由来する名前
- Agnes(アグネス)
ギリシア語起源のラテン名で、殉教聖女アグネスから。「 純粋な、貞節な」 - Barbara(バーバラ)
ギリシア語起源のラテン名で、殉教聖女バルバラから。「わけのわからない言葉を話す他民族」 - Carol(キャロル)
キリストの誕生を祝う賛美歌から。「歌」 - Catherine(キャサリン)
ギリシア語起源のラテン名で、殉教聖女カタリナから。「純粋」 - Cecilia(セシリア)
新約聖書の聖セシリア - Deborah(デボラ)
旧約聖書に登場する女預言者の名。ヘブライ語で「ミツバチ」 - Dolores(ドロレス)
聖母マリアの呼称で、スペイン語の「悲しみのマリア」から - Elizabeth(エリザベス)
旧約・新約聖書の洗礼者ヨハネの母の名前から。ヘブライ語で「神は誓った」 - Eva(エヴァ)
旧約聖書に登場する最初の女性。ヘブライ語で「命ある者」 - Helen(ヘレン)
ローマのコンスタンティヌス大帝の母、聖ヘレナから。「聖人」 - Rebecca(レベッカ)
旧約聖書に登場する女性名から。「束縛」 - Ruth(ルース)
旧約聖書に登場する女性名「ルツ」から - Madonna(マドンナ)
聖母マリアのイタリアでの肩書で「私の貴婦人」 - Maria(マリア)
新約聖書・聖母マリア。語源は不明 - Margaret(マーガレット)
ギリシア語起源のラテン名で、殉教聖女マルガレタから。「真珠」 - Martha(マーサ)
新約聖書のベタニアの聖人マルタから - Monica(モニカ)
聖アンブロシオスの母、聖モニカから。語源は不明 - Natalie(ナタリー)
聖ナタリアから。「神の生まれし日」 - Nicole (ニコル)
聖ニコラウスの名から。ギリシア語で「勝利+人々」 - Sara、Sarah(サラ、セーラ)
旧約聖書のアブラハムの妻。ヘブライ語で「王女」
神話に由来する名前
- Cynthia(シンシア)
ギリシア神話・キュントス山に由来 - Diana(ダイアナ)
ローマ神話の処女神。月と狩りの女神ディアナの英語形 - Venus(ヴィーナス)
ギリシア神話の美の女神ヴィーナス
古代の言語に由来する女性の名前
キリスト教の聖書の登場人物や聖人に由来する名前は、ヘブライ語だけでなく、ギリシア語やラテン語に起源がある名前が多く残っています。
ただ、ギリシア語やラテン語が起源の名前で、聖書や聖人という背景を持たない名前は、わずかしか残っていません。
ここでは、ヘブライ語やギリシア語、ラテン語などに起源がある英語の女性の名前をご紹介します。
ヘブライ語に由来する名前
- Abigail(アビゲイル)
「父は喜んでいる」 - Carmel(カーメル)
キリスト教の聖地のカーメル山から。「庭、花園」 - Hanna(ハンナ)
「 恵み深き」 - Rachel(レイチェル)
「雌の羊」 - Sharon(シャロン)
「歌う、歌手」 - Susanna(スザンナ)
「百合」
ギリシア語に由来する名前
- Andrea(アンドレア)
人名アンドレアスの女性形。「男らしい」 - Angela(アンジェラ)
「使者」 - Cleoptra(クレパトラ)
「栄光+父」 - Dorothy、Dorothea(ドロシー、ドロシア)
「神の贈り物」 - Irene(アイリーン)
古代ギリシャの女性名エイレーネー (Eirene) から。「平和」 - Melissa(メリッサ)
「蜂」 - Pamela(パメラ)
「声が美しい」文学者が創作した名前 - Sophia,Sophie(ソフィア、ソフィー)
「知恵」 - Theresa、Teresa(テリーサ、テリーザ)
「収穫」を意味する言葉に由来する地名から
ラテン語に由来する名前
- Christie(クリスティー)
「キリストに従う者」 - Christin、Christine(クリスティン)
「キリストに従う者」 - Clara(クララ)
「明るい」 - Claudia(クラウディア)
ローマの家族名から派生。フランス語男性名クロードから - Clementina、Clementine(クレメンティーナ、クレメンタイン):「慈悲深い」
- Cornelia(コーネリア)
ローマ氏族名の女性形。「角」 - Emily、Emilia(エミリー、エミリア)
ローマの氏族名アエミリウスから。「ライバル」 - Emma(エマ)
ラテン語の人名から。「すべて、全宇宙的」 - Julia(ジュリア)
ローマの氏族名ユリウスから - Katharine、Kathleen(キャサリン)
ギリシア語人名のラテン語形、カタリーナから - Silvia(シルヴィア)
「森」。文学者が創作した名前 - Stella(ステラ)
「星」 - Veronica(ベロニカ)
ヴェラ・イコニカ(女性の名前と布に写ったイエスの肖像)から。「真の姿」
ケルト語などに由来する名前
- Audrey(オードリー)
ゲルマン語で「高貴な+輝かしい」 - Brigdet(ブリジット)
ケルト語で「強い権威」 - Fiona(フィオナ)
ケルト語で「白い、青白い」、「明るい」。文学者が創作した名前 - Jennifer(ジェニファー)
ケルト語で「美しき妖精」
男性名からできた女性の名前
欧米、特に地中海文明に起源をもつ名前は、ほとんどが男性名であり、女性名は男性名の語尾を変えただけです。
たとえば、Paul(ポール)からPaula(ポーラ)に、Felix(フェリックス)からはFelica(フェリシア)という女性名が作られています。
ここでは、男性名から作られた英語の女性名をご紹介します。
- Alexandra(アレグザンドラ)
Alexanderの女性形。ギリシア語で「人民を守る戦士」 - Carla(カーラ)
カールの女性形。「自由農民」 - Caroline(キャロライン)
カールの女性形。「自由農民」 - Charlotte(シャーロット)
Charlesの女性形でフランス系の愛称辞(-tte)が付いたもの。「自由農民」 - Felicia(フェリシア)
Felixの女性形。ラテン語で「幸運」 - Frances(フランセス)
Francisの女性形。イギリスに移り住んだ「フランス人」 - Jane(ジェイン)
新約聖書の聖ヨハネ(John)の女性系。ヘブライ語で「神は恵み深し」 - Josephine(ジョセフィン)
新約聖書のヨセフの女性形。ヘブライ語で「神よ増やしたまえ」 - Laura(ローラ)
ローレンスの女性形。ラテン語に由来した名前で、「月桂樹」 - Louise、Louisa(ルイーズ、ルイーザ)
ルイスの女性形。「名高い戦士」 - Michaela(ミカエラ)
旧約聖書の大天使ミカエルの女性形。ヘブライ語で「誰か神のごとき」 - Michelle(ミッシェル)
旧約聖書の大天使ミカエルのフランス語形。男女ともに用いられる - Patricia(パトリシア)
パトリックの女性形。ラテン語で「貴族」 - Paula(ポーラ)
Paulの女性形。ラテン語で「小柄な人」 - Samantha(サマンサ)
サミュエルの女性形。ヘブライ語で「彼の名は神」 - Stephanie(ステファニー)
スティーヴンの女性形。ギリシア語で「王冠」 - Victoria(ヴィクトリア)
ヴィクターの女性形。ローマ神話のビクトリア(勝利の女神)から - Wilma(ウィルマ)
ウィリアムの女性形。「意思+兜」
女性名から派生した名前
はじめから女性名とされてきた名前には、EvaやMaria、Helenのような名前があります。
ここでは、このような女性名から派生してできた英語の女性の名前をご紹介します。
- Anna(アンナ)
ヘブライ語名のハンナ[Hanna]の英語形。「恵み深き」 - Ann、Anne(アン)
ヘブライ語名のハンナ[Hanna]の英語形。「恵み深き」 - Eleanor(エレノア、エレナー)
ヘレナ[Helena]の変化形。「光、慈悲」 - Ellen(エレン)
Helenの異形。「聖人」 - Eve(イヴ)
旧約聖書の人名エヴァの英語形 - Janis(ジャニス)
Johnの女性形のJaneから派生 - Joan (ジョーン、ジョアン)
Johnの女性形のJaneから派生 - Joann、Joanne (ジョアン)
Johnの女性形のJaneから派生 - Juliet(ジュリエット)
ジュリアから派生 - Karen(カレン)
Catherineのスカンディナヴィア語の変化形 - Kathleen(キャスリーン)
Catherineのアイルランド形 - Mariah(マライア)
マリアから派生した名。マリアのラテン語形 - Marilyn(マリリン)
マリアから派生した名 - Marian(マリアン)
MaryとAnn、Anneを組み合わせた名前 - Mary(メアリー)
新約聖書の聖母マリアの英語形 - Susan(スーザン)
スザンナの英語形。「百合」
花や植物、宝石にちなんだ女性の名前
中世までの英語の女性の名前は、聖書の人物名や聖人名にちなむ名前や、男性名の語尾を変えた名前などに限られていました。
しかし、女子の命名は男子に比べてある程度の自由があったため、近代以後はそのヴァリエーションは大きく広がっていきました。
たとえば花や植物、宝石の名前、そしてシェイクスピアなどの文学者が創作した名前などがつけられるようになりました。
ここでは、花や植物、宝石にちなんだ英語の女性の名前をご紹介します。
花・植物にちなんだ名前
- Daisy(デイジー)
「ヒナギク」 - Hazel(ヘイゼル)
「ハシバミ」。ブナ目カバノキ科ハシバミ属の落葉低木 - Heather(ヘザー)
「ヒース」の総称。ツツジ科の植物 - Holly(ホリー)
「ヒイラギ」。モクセイ科モクセイ属の常緑小高木 - Ivy(アイヴィー)
「ツタ」 - Jasmine(ジャスミン)
「ジャスミン」。モクセイ科ソケイ属の植物の総称 - Laura(ローラ)
「月桂樹」。クスノキ科の常緑高木で地中海沿岸の原産。葉に芳香があり古代から用いられた - Lauren(ローレン)
「月桂樹」 - Lily(リリー)
「百合」 - Olive(オリヴィア)
「オリーブ」 - Rosie(ロージー)
「バラ」 - Violet(ヴァイオレット)
「スミレ」
宝石にちなんだ名前
- Amber(アンバー)
「琥珀」 - Amethyst(アメジスト)
「アメジスト」 - Crystal(クリスタル)
「水晶」 - Diamond(ダイアモンド」
「ダイアモンド」 - Jade(ジェイド)
「翡翠」 - Opal(オパール)
「オパール」 - Pearl(パール)
「真珠」 - Ruby(ルビー)
「ルビー」
その他の女性の名前
- Adelaide(アデレイド)
「高貴な位」。アデレイドと同系 「高貴な位」 - Candace、Candith(キャンデス、キャンディス)
エチオピアの女王の名前から - Donna(ドナ)
Madonnaの短縮形。イタリアで貴婦人の名に冠する敬称 - Edith(イーディス)
「富+支配者」 - Godiva(ゴディヴァ)
イングランドの領主の妻ゴダイヴァから。「神の贈り物」 - Isabel、Isabella(イザベル、イザベラ)
Elizabethの愛称。スペイン語形イサベルから - Jessica(ジェシカ)
シェイクスピアが創作した名前 - Judith(ジュディス)
「ユダヤ人」 - Kimberly(キンバリー)
「草原の城」 - Leslie(レスリー)
「草原、牧草地」 - Linda(リンダ)
スペイン語で「かわいい」 - Lucille(ルシル)
「輝いている」 - Matilda(マティルダ)
「強力な戦士」 - Olivia(オリヴィア)
「オリーヴ」から。シェイクスピアが復活させた名前 - Shirley(シャーリー)
イングランドの地名。「州(shir)+ 森・開拓地」 - Thelma(テルマ、セルマ)
「強い意志」?。起源はさまざまあるが、文学者が創作した名前 - Tiffany(ティファニー)
画家が用いるシルクの種。「シルクの種の商人」 - Whitney(ホイットニー)
男、女、姓にも持ちられる。「 白い島」
英語名の発音の変化を言語別に比較
英語の名前も、言語や国によって発音が異なります。
ここでは、英語の女性の名前の言語ごとの発音の違いを紹介します。
ドイツ語=(ド)、フランス語=(フ)、イタリア語=(イ)、スペイン語=(ス)、ロシア語=(ロ)と表示します。
A~C
- Agnes(アグネス)
(ド)アグネス(フ)アニェス(イ)アグネス(ス)イネス(ロ)アーグニヤ - Alexandra(アレグザンドラ)
(ド)アレクサンドラ(フ)アレクサンドラ(イ)アレッサンドラ(ス)アレハンドラ(ロ)アレクサンドラ - Angela(アンジェラ)
(ド)アンゲラ、アンジェラ(フ)アンジェル(イ)アンジェラ(ス)アンヘラ - Ann,Anne(アン)
(ド)アンネ(フ)アンヌ(イ)アンナ(ス)アナ(ロ)アンナ - Anna(アンナ)
(ド)アンナ、アナ(フ)アンナ(イ)アンナ(ス)アナ(ロ)アンナ - Barbara(バーバラ)
(ド)バルバラ(フ)バルバラ(イ)バルバラ(ス)バルバラ(ロ)ヴァルヴァーラ - Brigdet(ブリジット)
(ド)ブリギッテ(フ)ブリジット(イ)ブリージダ(ス)ブリヒーダ(ロ)ブリギータ - Carla (カーラ)
(フ)カルラ(イ)カルラ(ス)カルラ - Carmel(カーメル)
(ス)カルメン、カーメン - Caroline(キャロライン)
(ド)カロリーネ(フ)カロリーヌ(イ)カロリーナ(ス)カロリナ(ロ)カロリーナ - Catherine(キャサリン)
(ド)カタリーナ(フ)カトリーヌ(イ)カテリーナ(ス)カタリナ(ロ)エカテリーナ - Cecilia(セシリア)
(ド)ツェツィーリア(フ)セシール(イ)チェチリア(ス)セシリャ(ロ)ツェツィーリヤ - Charlotte(シャーロット)
(ド)シャルロッテ(フ)シャルロット(イ)カルロタ(ス)カルロタ(ロ)シャルロッタ - Christin、Christine(クリスティン)
(ド)クリスティーネ(フ)クリスティーヌ(イ)クリスティーナ(ス)クリスティネ(ロ)クリスチーナ - Clara(クララ)
(ド)クラーラ(フ)クララ、クレール(イ)キアラ(ス)クララ(ロ)クララ - Clementina、Clementine(クレメンティーナ、クレメンタイン):(ド)クレメンティア(フ)クレマンス、クレマンティーヌ(イ)クレメンティーナ(ス)クレメンチーナ
D~I
- Diana(ダイアナ)
(ド)ディアナ(フ)ディアヌ(イ)ディアナ(ス)ディアーナ(ロ)ジアーナ - Dorothy、Dorothea(ドロシー、ドロシア)
(ド)ドロテー、ドロテーア(フ)ドロテ(イ)ドロテア(ス)ドロテア - Edith(イーディス)
(ド)エーディト(フ)エディト(イ)エディッタ(ス)エディータ、エディト - Eleanor(エレノア、エレナー)
(ド)エレオノーレ(フ)エレオノール(イ)エレオノラ(ス)レオノール - Elizabeth(エリザベス)
(ド)エリーザベト(フ)エリザベート(イ)エリザベッタ(ス)イサベル(ロ)エリザヴェータ - Emily、Emilia(エミリー、エミリア)
(ド)エミーリエ、エミーリア(フ)エミリー(イ)エミーリア(ス)エミーリア(ロ)エミーリヤ - Emma(エンマ)
(ド)エンマ(フ)エマ(イ)エンマ(ス)エマ(ロ)エンマ - Eva(エヴァ)
(ド)エーファ(イ)エーヴァ(ス)エバ - Eve(イヴ)
(ド)エーフィ(フ)エーブ - Frances(フランセス)
(ド)フランツィスカ(フ)フランソワーズ(イ)フランチェスカ(ス)フランシスカ(ロ)フランツィースカ - Hanna(ハンナ)
(ド)ヨハンナ - Helena、Helen(ヘレナ、ヘレン)
(ド)ヘレーナ、ヘレーネ(フ)エレーヌ(イ)エレナ (ス)エレナ(ロ)エレーナ - Irene(アイリーン)
(ド)イレーネ(フ)イレーネ(イ)イレーネ(ス)イレーネ(ロ)イレーネ - Isabel、Isabella(イザベル、イザベラ)
(ド)イザベル、イザベラ (フ)ザベル(イ)イザベラ(ス)イサベル(ロ)イザベーラ
J~M
- Jane(ジェイン)
(ド)ヨハンナ(フ)ジャンヌ、ジョアンヌ(イ)ジョヴァンナ、ジャンナ(ス)ファナ(ロ)イオアーンナ、イヴァーンナ - Joan(ジョーン、ジョアン)
(ド)ヨハンナ(フ)ジャンヌ、ジョアンヌ(イ)ジョヴァンナ、ジャンナ(ス)ファナ(ロ)イオアーンナ、イヴァーンナ - Joann、Joanne(ジョアン)
(ド)ヨハンナ(フ)ジャンヌ、ジョアンヌ(イ)ジョヴァンナ、ジャンナ(ス)ファナ(ロ)イオアーンナ、イヴァーンナ - Josephine(ジョセフィン)
(ド)ヨゼフィーネ(フ)ジョセフィーヌ(イ)ジュゼッピーナ(ス)ホセフィーナ - Judith(ジュディス)
(ド)ユーディト(フ) ジュディット(イ)ジュディッタ(ス)フディト(ロ)ユディーフィ - Julia(ジュリア)
(ド)ユーリア(フ)ジュリー(イ)ジュリア(ロ)ユーリヤ - Juliet(ジュリエット)
(ド)ユーリエ(フ)ジュリー(イ)ジュリエッタ(ロ)ユーリヤ - Laura(ローラ)
(ド)ローラ、ローレ(フ)ロウラ(イ)ラウラ(ス)ラウラ(ロ)ラウーラ - Louise、Louisa(ルイーズ、ルイーザ)
(ド)ルイーゼ(フ)ルイーズ(イ)ルイーザ(ス)ルイサ(ロ)ルイーザ - Margaret(マーガレット)
(ド)マルガレーテ(フ)マルグリット、マルゴ(イ)マルゲリータ(ス)マルガリータ (ロ)ルガリータ - Maria(マリア)
(ド)マリア (フ)マリー、マノン、マリアンヌ(イ)マリーア(ス)マリア (ロ)マリーヤ - Mariah(マライア)
(ド)マリア(イ)マリーア(ス)マリア(ロ)マリーヤ - Martha(マーサ)
(ド)マルタ(フ)マルト(イ)マルタ(ス)マルタ(ロ)マルタ - Mary(メアリー)
(ド)マリア、マーリエ(フ)マリー(イ)マリーア(ス)マリア(ロ)マリーヤ - Matilda(マティルダ)
(ド)マティルデ(フ)マティルド(イ)マティルダ(ス)マティルダ(ロ)マティーリダ - Michaela(ミシェーラ)
(ド)ミカエラ(フ)ミシェル(イ)ミケーラ(ス)ミカエーラ
N~V
- Nathalia、Natalie(ナタリア、ナタリー)
(ド)ナターリエ(フ)ナタリー(イ)ナタリーア(ス)ナターリア(ロ)ナターリヤ - Patricia(パトリシア)
(イ)パトリツィア(ス)パトリシア - Paula(ポーラ)
(ド)パウラ(フ)ポール(イ)パオラ(ス)パウラ - Rachel(レイチェル)
(ド)ラヘル(フ)ラシェル(イ)ラケレ(ス)ラクェル - Sophia、Sophie(ソフィア、ソフィー)
(ド)ゾフィーア、ゾフィー(フ)ソフィ(イ)ソフィア(ス)ソフィア(ロ)ソフィーヤ - Susanna(スザンナ)
(ド)ズザンナ(フ)シュザンヌ(イ)スザンナ(ス)スサナ(ロ)スサンーナ - Theresa,、eresa(テリーサ、テリーザ)
(ド)テレーゼ、テレジア(フ)テレザ、テレーズ (イ)テレザ(ス)テレサ(ロ)テレーザ - Victoria(ヴィクトリア)
(ド)ヴィクトーリア(フ)ヴィクトリア、ヴィクトワール(イ)ヴィットーリア(ス)ビクトリア(ロ)ヴィクトーリヤ
まとめ
ここまで英語の女性の名前について、聖書や聖人に由来する名前、古代言語に由来する名前、男性名からできた名前、女性名から派生した名前、植物や宝石の名前にちなんだ名前など、具体例をあげて紹介させていただきました。
このように現在の名前は、古代から民族や宗教、文化などの影響を強く受けながら生き残ってきました。
ですから、英語の名前の成り立ちを知ることは、ヨーロッパの文化や宗教、民族を学ぶことといえるのではないでしょうか
参考文献:文春新書「人名の世界地図」、「民族の世界地図」ほか
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